社会保険学習会を開催しました 2016.11.1
10月16日(日)に相模原教育会館で社会保険労務士の齊藤学さん(渋谷民商副会長)を講師に学習会を開催し、会の内外から50人が参加をしました。
社会保険は民間の保険等とは違うということや「自助」「共助」「公助」の違いを明確にすることが大事だということが強調されました。つまり、「自分の払った金額位は年金でもらわないと損」という考え方ではなく、社会保障とは、憲法25条の生存権に基づいて考えれば、誰でも健康で文化的な最低限度の生活ができる年金が保証されなければならない。という事なのです。
多くの参加者が悩む社会保険料の事業主負担については、事業所ごとに状況が異なるので、諸条件を総合的に判断する事が必要とのことでしたが、いくつかの事例を示しながら分かりやすく説明をしていただきました。また、社会保険に加入する事で保険料が国民健康保険より低く抑えられるケースもり、傷病手当金の特典や第3号被保険者の活用で加入の利点もあること等、一概に社会保険は高いから加入したくないという事ではなく、様々な視点で検討する必要があるとの事でした。
全商連では、「社会保険の改善のための三つの提案」をしています。参加者からは、「具体的で分かりやすかった。」と大変好評でした。