確定申告がスタート 2014.02.19
いよいよ25年度確定申告がスタートしました。
相模原税務署はe-Taxの推進、相談者を立たせたまま対応するハイカウンター方式、昨年に引き続き確定申告時期の駐車場封鎖など、来署を抑制するような対応をとっています。
相模原民商では地域ごとに計算集会を開き、全会員が収支計算の仕方や確定申告書の書き方を覚えることができるよう、役員や事務局員が援助しています。書き上げた申告書は毎年3月13日に「集団申告」しています。
今年の確定申告の最大の変更点は復興特別所得税です。そのため申告書の書式も変更されるので注意してください。平成25年から平成49年までの各年分の確定申告において、所得税と復興特別所得税(原則として、その年分の所得税の2.1%)をあわせて申告・納付することになります。税務署に計算集会用の申告書を取りに行った際「復興特別所得税の記入漏れが多い。民商でも指導してほしい」とお願いされました。復興特別所得税の欄の記入漏れが無いようにしましょう。
余談ですがこの復興特別税、住民税も均等割りに対し、年1000円(道府県民税500円、市町村民税500円)が10年間加算されます。その一方、3年間実施で決まっていた復興特別法人税は、政府が1年前倒しで廃止することを決定しました。本来なら莫大な利益をあげている大企業には応分の負担をしてもらうのが当然ではないでしょうか。典型的な大企業優遇税制です。
また、国税通則法改正により今年から全ての白色申告者に記帳義務が課せられます。もし、記帳していなかったり、資料を保存していなかったりすると、税務署に税額を決めさせる「すき」を与えてしまいます。そのようなことにならないように、民商は会員どうしが助け合っています。
相模原市で確定申告なら、相模原民主商工会にご相談ください。
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