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7月10日は参議院選挙投票日 2016.7.7

データ

 7月10日は参議院選挙投票日です。与党はアベノミクスの成功を声高に叫びますが、我々の仲間からは「仕事が全くない」という声がかなり上がっています。一部の大企業が莫大な利益を上げる一方、中小業者の経営は依然として厳しく『アベ政治』のもとで格差は拡大しています。雇用は回復どころか安倍政権のこの3年間で正社員が23万人減少しています。非正規雇用の拡大などこのまま間違った道を進めば大変なことになることは明白です。
 原発再稼働、2013年の特定秘密保護法成立、2014年の集団的自衛権行使容認の閣議決定、そして昨年の安保法の強行採決…国民の声を無視し憲法を軽視する政治を前に、若い人からこれまで政治に無関心だった人まで多くの人が立ち上がっています。
 「安全保障が…」と言う方がいますが、TPP参加による食料自給率の低下、原発を推進することは安全保障上問題にはならないのでしょうか。食と農は国の基本です。また、日本が他国へ侵攻できるような法整備、防衛費を増大させることは周辺諸国の軍備を増強させることに繋がり、歯止めのない軍拡合戦になります。それが弾ければ大変なことになりますし、社会保障費だって削られていきます。『戦争法』は現実的ではありません。
 前回の衆議院選挙では有権者の約半数が選挙にいきませんでした。「政治は関係ない」と思っているあなた、冷静に考えれば労働環境、結婚、子育て、食の安全、老後の年金と何から何まであなたの生活には政治が大きく関わっていますよね。「どうせ何も変わらない」という思いから投票にいかないのかもしれませんが、無党派層の57%は『野党ふえた方がいい』と回答しています。『与党ふえた方がいい』はたったの20%です。棄権したおよそ約5000万の方がアクションをおこせれば…みんなが投票に行けば現状は大きく変わります。投票率を上げようと『選挙割』なんて面白い取り組みもありますが、たとえそういうものがなくても多くの犠牲の上にいまの普通選挙権があることを考えれば選挙権は大切に行使していただきたいものです。メディアの速報であきらめ、投票率を落としてしまってはそれこそ権力の思うつぼです。投票に行きましょう。