国保税…一人で悩まず相談を 2016.06.06
民商に寄せられる相談で多いのが国保税に関する問題です。高い国民健康保険税を払えきれず滞納になってしまう方も少なくありません。そろそろ国民健康保険税決定通知書が届くので税額の確認をし、高くて払えない場合は減免制度を活用しましょう。
今年度は税額が引き上げられました。均等割と平等割については据え置き、減免措置を拡充するなど低所得者へ一定の配慮はみられますが、負担は限界に達しています。国保税額は前年の所得に基づいて計算されてくるため、今年の収入が落ち込めば払えなくなってしまいます。
相模原民商では高くて払えない国保制度の改善や、減免に取り組んでいます。「今年になって仕事が減った…」「病気で医療費がかさんでいる…」そういうかたは減免の対象になるかもしれません。減免申請学習会で申請書を作成し、国保課との交渉で高すぎて払いきれない国保の実態を訴え、集団で減免申請書を提出します。苦しい人は減免を!
国保減免申請書作成学習会
日時 6月21日(火) 昼1時30分〜&夜7時30分〜
場所 相模原民商事務所2階
対市交渉&集団減免申請
日時 6月28日(火) 夜7時30分〜
場所 相模原民商事務所2階
相模原市社会保障推進協議会(相模原社保協)による国保課との懇談の中で、短期保険証(6ヶ月で効果が切れる)が未更新で手元にない方がいることが明らかになっています。なかには1年以上手元に保険証がないかたもいるようです。(短期保険証の長期間の留め置きは望ましくないと厚労省が通知を出しています。)国民皆保険制度なのに事実上の無保険状態であることは由々しき事態です。保険証が手元になければ受診抑制になるばかりか、重病化につながる大変な問題です。交渉の際に実例をあげて訴えることで改善につなげることができます。お困りのことがありましたら相模原民商までお寄せください。
TEL:042-754-3461
E-mail:web@s-minsho.sakura.ne.jp