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国民健康保険税が上がる!?苦しければ減免を! 2013.06.11

24年度国保税減免結果

 高い国民健康保険税払えていますか?相模原市民の所得は年々減少しているのが実態であり、その中で1世帯平均7,100円、1人平均4,200円の負担増は大変厳しいものです。
 「今年になって仕事が減った…」「病気で医療費がかさんでいる…」そういうかたは減免の対象になるかもしれません。
 国保税の税率は上がりますが、相模原民商と相模原市社会保障推進協議会による運動で減免制度が拡充されました。上記の国保税減免結果ではEさんが減免できませんでしたが、これは社会保険加入の家族の収入も含んだためであり、今年度からは減免基準が「納税義務者(世帯主)と国保加入者」のみとなるのでEさんのような例でも減免しやすくなります。民商では減免学習会で申請書を作成し、国保課との交渉で業者の実態を訴えたあと、集団で減免申請書を提出します。苦しい人は減免を!

国保減免申請書作成学習会
日時 6月18日(火) 昼1時30分〜&夜7時30分〜
場所 相模原民商事務所2階

対市交渉&集団減免申請
日時 6月25日(火) 夜7時30分〜
場所 相模原民商事務所2階

高すぎる国民健康保険税には多くの方が苦しんでいると思います。相模原民商にご相談ください。
TEL:042-754-3461
E-mail:web@s-minsho.sakura.ne.jp


 余談ですが昨年、相模原市社会保障推進協議会は『国民健康保険への国庫負担の拡充を求める国への意見書提出についての陳情書』を相模原市議会に提出しましたが、残念な事に不採択となりました。市民生活の向上・負担減を考えれば、ひとつの策として国庫負担率の引き上げを国に求めるのは当然のことであると思います。民生委員会での各市議の反応は下記の通り(会派は当時)。

阿部議員(新政クラブ):国保の困難は国庫負担の増加だけでは解決しない。
久保田議員(公明):相模原の国保の困難は国庫負担の問題だけではない。保険税の公平な負担をしっかり考えることが必要。
大沢議員(民主):根本原因は国庫負担の引き下げにはない。退職者医療制度の問題、県調整交付金の問題だ。
五十嵐議員(無所属):国保のありかたそのものを議論すべきだ。問題の重要性は理解する。
臼井議員(無所属):財政立て直しは急務だが国庫負担を引き上げれば解決するのか。
松永議員(共産):構造的に成り立たない国保財政。(唯一陳情に賛成)

 国保課長によると相模原市が市長会などを通して国に求めているのは次の2点
 「まず第一は国保制度の抜本改革。第二に抜本改革までの間は国庫負担を増やして円滑な運営が行えるようにすること」とあり、市では国庫負担増を求めています。