HOME >> 金融・経営

融資・資金繰り(経営対策)

中小業者と制度融資

 長引く不況の中で多くの中小業者が資金繰りに困っています。そんな時に「低金利で借りやすい」融資制度が求められています。政府・銀行は「貸し渋りや貸しはがし」などでいっそうの中小業者いじめを進めています。昭和40年代に山一証券危機の際、政府は「無担保・無保証・無利子・無期限」の超特別融資を行いました。全国の民商がいっせいに「山一なみの融資をよこせ」と署名運動を展開し、『無担保・無保証人の融資制度』が実現しました。
 また、危機的な経済状況のなか、「元利返済猶予」などを求め09年10月、民商・全商連が加盟する全国中小業者団体連絡会主催の国会内集会で、亀井静香金融担当相(当時)が出席し、国分稔代表幹事(全商連会長)と握手を交わし、金融円滑化法を「臨時国会で成立させる」と約束。「中小企業金融円滑化法」の施行につなげました。

国会内集会

借りる人の立場で

 いざ借入をする場合にいろんな書類や条件などで「どこから手をつけていいか分からない」と困ってしまいます。民商では用意する書類や融資の流れ、窓口機関との交渉など業者の皆さんと一緒に進めています。民商では「国民生活金融公庫」などの制度融資を活用しながら、自治体とも交渉して「不況の中でも安心して借りられる融資制度を」と求めています。
 また、各金融機関や政策金融公庫の貸し渋り・貸しはがし問題等を民商・全商連では年に数回金融庁や財務省と交渉を行い、要求を実現しています。

                

異業種との交流も

 商売を伸ばしたい、発展させたい、というあなたに。民商に入れば同業者はもちろん、異業種の人も同じ会員で、「商売を語る会」「商工交流会」「商工フェア」などでさまざまな工夫、アイデアを交流できます。同業種・異業種の仲間の知恵と力を集めたネットワークづくりもすすめています。民商では、「地域の仲間と協力してお互いに商売を発展させよう」と班会などを開きながら、「商売を語る」運動を進めています。

なんでも相談会